バッテリー上がりの対応として救護車のバッテリーと接続しジャンピングスタートする方法は、あくまでも緊急なエンジン始動の手段です。
エンジンがかかり、走行可能な状態になりましたら、エンジンの回転数を高めにして30分~走行充電を行い安全な場所へ移動後は、時間があればしばらくアイドリング状態としてバッテリーの充電を行いましょう。
【注意】バッテリーの充電が不十分の場合やバッテリーそのものが劣化・寿命がきている・破損している場合は、すぐにエンジンを停止すると、再度、エンジンがかからなくなることがあります。
バッテリー上がりを起こした状態によって、そのままバッテリーを使用するかどうか判断する必要があります。
特に、通常の走行をしていた後に、自動車を停止したあと再度バッテリーが上がってしまった場合は、バッテリーがかなり消耗し劣化している可能性があります。
この場合は、バッテリーの交換も考えましょう。
これに対して、長時間にわたるライトや室内灯、ハザードランプの消し忘れ、半ドア状態などエンジン停止中にバッテリーのみで電流の供給をおこなってしまいバッテリーが上がってしまった場合は、バッテリー過放電による一次的な消耗が考えられますので走行による再充電で通常は問題ありません。
いずれの場合も、バッテリーが上がったあとは、バッテリーの点検が必要になります。
また、2回目など続けてバッテリー上がりが続く場合は、バッテリー交換も考えましょう。
(バッテリー状態の確認、交換の必要性は、お伺いいたしました技術員にご相談 お問合せください。
【カーバッテリー(12V用)のイメージ図】
バッテリーは、セルと呼ばれる区画に陽極板(二酸化鉛)・陰極板(海綿状鉛)が入っており電解液(希硫酸)で満たされています。
放電(電力の供給)は、これらの物質が化学反応をすることにより行われます。
(セルは、複数個あり12V、24Vなどバッテリー容量の違いにより数が異なります。)
”バッテリーが上がる”とは、長期間の放置などオルタネーター(車載発電機)による走行充電が行われない状態で、暗電流などによる放電のための化学反応が過剰に進み、陽極板・陰極板が硫酸鉛に変化するとともに希硫酸が薄くなり、必要とする電力を供給できない状態になることをいいます。
この状態は、陽極板・陰極板・電解液(希硫酸)の状態が極端に劣化していなければ、長時間のオルタネーターによる走行充電やバッテリー充電器による普通充電により回復する場合があります。
突然発生するバッテリー上がりに深夜 早朝24時間受付のコールセンターが安心の対応を致します。
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